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エクソソームについて

エクソソームとは
エクソソームとは、多胞体(Multivesicular Body, MVB)が細胞膜と融合した後に細胞外基質へ放出される、直径約30〜150ナノメートル(nm)の細胞外小胞(Extracellular Vesicles, EVs)です。簡単に言うと、エクソソームは、デオキシリボ核酸(DNA)、メッセンジャーRNA(mRNA)、マイクロRNA(miRNA)、ヒートショックプロテイン90(HSP90)およびヒートショックプロテイン70(HSP70)などのタンパク質を含む小さな小胞であり、シグナル分子の運搬体として機能します。これにより、タンパク質、脂質、mRNA、miRNA、DNAの伝達を促進し、疾患の進行や生理的・病理的なシグナル伝達に関与します。エクソソームの成分と機能は分泌する細胞の種類によって決まり、個人の生理的・病理的状態や細胞の微小環境(Microenvironment)の影響を反映します。